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性器クラミジアの症状について(男性編)

錠剤のケース

国内で約100万人もの感染者がいると言われているのが「クラミジア」です。
性感染症の1つで性器に症状が出たものは、「性器クラミジア」と言われます。
クラミジア・トラコマチスという細菌に感染する事で起こります。
もし、男性が性器クラミジアを発症してしまった場合、どのような症状が起こるのか、そして感染経路にはどのような種類が挙げられるのでしょうか。

クラミジアの感染経路は性行為です。
セックスだけでなくオーラルセックスやディープキスも原因となります。
男性が性器クラミジアを発症した場合、その原因はほとんどセックスによるものです。
クラミジア・トラコマチスが男性の性器に感染すると、1週間から2週間程度の間に初期症状が起こります。
男性の性器クラミジアの場合に起こる初期症状は「尿道炎」です。

尿道部分に炎症が起こり、排尿時に熱さや痛みを感じたり尿道がムズ痒いといった症状を感じるケースが多いようです。
また、初期症状としては尿道から白っぽい膿が出る事もあります。
尿道から出る膿は粘り気の無いものです。
尿道内に膿が溜まっているかどうかを確認するには、男性器を先端に向かって絞り出すように押してみましょう。
押してみてサラサラとした膿が出る場合、もしかしたら性器クラミジアかもしれません。

この他に前立腺が炎症を起こす事で、残尿感や頻尿といった症状も起こります。
前立腺が炎症を起こしてしまうと腫れます。
すると腫れてしまった前立腺によって、前立腺の中を通る尿道が狭くなり排尿が上手く行えないために、残尿感や何回もトイレに行ってしまうといった頻尿になりやすいようです。

このような初期症状が起こる事もある男性の性器クラミジアですが、実は感染しても自覚症状が出ないケースも多いと言われています。
男性の場合、感染した人の約50%には自覚症状が無いというデータもあるほどです。
場合によっては感染している事に気づかない事も考えられます。
少しでも異変を感じたら、まずは専門医に診てもらうようにしましょう。

クラミジアの合併症は?

男性の性器クラミジアは初期症状として尿道炎が起こります。
場合によっては、ほとんど症状を感じない事から、そのまま放置してしまうケースも多いようです。
ただ、放置してしまった事で合併症を起こし、取り返しのつかない事になってしまうかもしれません。
性器クラミジアを発症した場合、どのような合併症が起こりうるのでしょうか。

性器クラミジアを引き起こす細菌は、尿道から前立腺・精嚢から精巣上体と、どんどん感染を広げて行きます。
感染する部位が広がる事によって、合併症が起こるリスクも高まるため注意が必要です。
尿道部分に感染した細菌を放置すると、今度は尿道の奥にある精嚢や前立腺へと感染が進んでしまいます。
精嚢・前立腺には痛覚がほとんどない事もあり、感染してしまっても自覚症状はありません。
ただし、周辺にある神経が感染のシグナルを発信するケースがあるようです。

精嚢・前立腺に感染が進んだ場合、精嚢炎や前立腺炎を引き起こします。
下腹部、鼠経部、太もも内側の痛みを感じたり、精液に血液が混じるといった症状を引き起こすのが特徴です。
また、肛門と陰のうの間にある、絵陰部に痛みを感じるケースもあります。

前立腺からさらに感染が進むと精巣上体、いわゆる陰嚢部分にまで感染が拡大します。
陰嚢は睾丸で出来た精子を精管へと運ぶ働きをする部分です。
この部分が性器クラミジアによる合併症で炎症を起こすと、精巣上体炎という病気を引き起こします。
陰嚢に激痛を感じる、しこりが出来るという症状を起こすのが特徴です。

もし、左右の陰嚢部分が炎症してしまった場合、精管が塞がって起こる「無精子症」を招く可能性も考えられます。
無精子症は男性不妊の原因です。
性器クラミジアの初期症状をそのままにしておいたせいで、合併症により不妊に陥ってしまうかもしれません。
このような事態にならないためにも、性器に異常を感じたら性病科や泌尿器科を受診しましょう。

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